入院前のランチ「くいどころ里味」さん
2023年8月下旬、母の入院日当日、入院前に父母妹との4人で久しぶりに家族揃って新潟県民御用達チェーン店「くいどころ里味」さんでランチしました
私は「天ざるそばセット(2カンすし付)」を注文
お蕎麦の量凄い!お蕎麦もお寿司も美味しいんだけど、
一番の感動は、天ぷらがさっくさくで美味しいの
満腹になったけども父がアイスコーヒーを頼んだことから女性陣はデザートを注文
私は「チョコパフェ」妹は「クリームあんみつ」
こちらも大変美味しくいただきました。父よ、ご馳走様でした
入院
満腹になり病院に到着。入院時の同行は1名のみのため、重い荷物を運ぶことのできる私が母に同行して病室へ。4人部屋をお願いしたんだけど誰もおらず広い部屋を貸切状態!
「出入りが激しいから、いつ同室の方が入られるかわからないですよ〜」
と看護師さん
手術後は1〜2日ほど重湯すら食べれないので
「大部屋だと他の方のご飯の香りが気になる事があります」
って事前に言われてたから
2日だけでも、このまま貸し切りだと助かるなー
なんて思いつつ、窓側のベッドなので外観れて気分転換になるだろうからとりあえず良かった
母は入院中飲めなくなるからと大好きなコーヒーをご所望
病院内のコンビニに行き、購入。そこで父と妹と合流し、みんなで母にエールをおくり、病院を後にしました
入院当日の私の行動
- 朝、ハンバーグとグラタンの作り置き
- 実家に泊まりこむためのマットレスから日用品の荷物搬出&実家へ移動&搬入
- 入院の付き添い
- 食材等の買い出し
- 実家の掃除
- 夕食&翌日の朝昼のご飯作り
をこなし、とにかくへとへと
第1のやらかし
そして夕食のご飯作り中、使い慣れないレンジで熱々になったボウルに張ったサランラップを不用意に剥がしてしまい、
右手3本の第二関節までを火傷してしまいました
暑い日が続いており、水道から出てくる水もぬるい!冷やしても冷やしきれず、オロナイン塗りたいけど、実家では常備していない(泣)
ハンドクリームとして使っているニベアを保湿剤として塗りたくりました
お風呂ではしみるしみる
むくんだ足をお風呂に浸かりながらマッサージ出来ず、足も肩も重だるい中、慣れない元妹の部屋で一夜を明かしました
手術当日
待機
入院翌日の朝8:30から病院のラウンジで待機
母の手術時、緊急時に備えて病院で家族1人が待機しなければならない決まりなのです
8:50頃、手術に向かう母にエールを送って見送りました
待機中の私はパソコンを広げ、普段やりたいけど出来ていなかった
- ウエディングフォトのアルバム注文
- 私が実家に仮住まいすることにより一人暮らし中の夫が帰宅後の夕食用に購入した三つ星ファームの冷凍おかずの定期解約の電話
- 家計簿管理
を終わらせ、漫画を読み始めた時です。
小腹が空いたなーと
- 持参してきた紙コップに味噌玉を入れ
- 水筒に入れてきた熱湯を注ぎ
- 割り箸でかき混ぜたら即席味噌汁の完成!
はい、ここです。2口目を飲んだ辺りで
第2のやらかし
手が滑って太ももの上に味噌汁を盛大にぶっ掛けてしまったのです
服上下びしょびしょで、
瞬間的に熱い!火傷する!
ってなったのですが周りに人がいるので奇声をぐっと我慢
近くにある洗面で服についた味噌汁とへばりついているわかめを流しに行きました
隣で自動販売機にドリンクを補充しているお仕事中のお兄さんがいたので、
「味噌汁こぼしちゃいました〜」
って洗いながら伝えると、
「味噌汁の良い香りがします」
って、お兄さんニコっとしてくれた。
- パソコンの心配してくれたり
- 着替えの有無を確認してくれたり
- 売店で着替えが買えることを提案してくれたり
とにかく優しい。でも願わくば味噌汁なんぞこぼしていない状態で
「お姉さん良い香りがします」
って言われたかったw
ある程度洗い流して床にこぼした味噌汁も拭き終わると、
今度は寒い!濡れた服が体にへばりついて気持ちも悪いしとにかく寒い!
そして服から漂う味噌汁臭w
優しかったお兄さんは仕事が終わり、別れの挨拶までしてくれた!最後まで優しい方!
外に出たくとも基本待機しなければならないので屋外に出ることも出来ず、日光の当たる窓際に移動
日光により服を乾かそうという魂胆ですw
ワンピースの下にズボンを履いている服装だったのでズボンを脱ぎ、日光に当ててみました
ショーツも濡れているので周りに人がいないことを確認しパソコンの背に隠しながらそれも乾かすw
妹に状況説明したら
ラウンジでパンツ1枚なの?
と疑われた
そんなの捕まるわwワンピースでこっそりノーパンなだけ←それもどうなのw
徐々に乾いてきたかなって思ったのも束の間、雨が降ってきた。最近晴れてばっかりだからたまには雨を望んでいたけれども、今ばかりは太陽を望んだ。日光がないと乾かせない。悲しい
それでもほどほどに乾いたので
最後は自らの体温で乾かすw
、、、風邪ひかないといいなぁ
最近物をよく落とすから手の感覚がアホになってるのかな。いや、元々のぽんこつのせいなのかしら。とりあえず、今後手を滑らせないようにストレッチやらなんやらして改善に努めたいと思います(連日のやらかしにめげず前向きw)
長い手術時間
そして母はというと、早くて3時間、病状が進行してれば遅くて7時間とお医者さんから事前説明を受けてたのですが、7時間経っても出てこない
1人そわそわしていると、看護師さんがラウンジに来てくれて、
「ナースステーションにもまだ連絡がないんですよ」
って教えてくれた
「事前説明の際、長くて7時間って聞いたんですが、、、」
って伝えると、
「麻酔の関係もあるので1時間から1時間半くらい延びることも多いですよ」
って説明してもらった
それでも心配
それから1時間経過しても帰ってこない
心配
また看護師さんが来てくれて、
「緊急時はナースステーションに連絡が入るけど、入ってないから問題なく手術をしてるんだと思いますよ」
ってまたフォローしに来てくれた
そして母を見送ってから9時間、時計が18:00を指す頃、
「手術が終わりましたよ」
と看護師さん。シフト交代の時間で新しい看護師さんから挨拶されたし、入院している方の夕ご飯が運ばれて行ったのも見ている
長いよ長すぎるよ。事前に、
- ベッドに横になって来ます
- 沢山のチューブに繋がれてきます
- 酸素マスクを付けています
- 麻酔で意識がぼやーっとしています
って説明を受けていたけど、こんなに長い時間手術に耐えた母を思うとうるうるしてくる。父と妹に連絡を入れ、ラウンジ前に戻ってくる母を待った
エレベーターの音がする度にそわそわして落ち着かない
しばらくしてベッドに横になり運ばれてきた母は酸素マスクをつけて麻酔によりいつものようにしっかり目が開いていない
「お母さん」
って呼んだ第一声が震えてしまった。そこからの問いかけにもうつろうつろとした状態で、9時間もの長い時間手術に耐えたと思うと
「よく頑張ったね」
「無事帰ってきて嬉しいよ」
「お疲れさま」
「みんな心配してたよ」
って言葉を一方的に掛けるしかなかった
術後担当医からの説明
その後先生から手術のこと、今後の事など説明を受けた
手術時間からもわかるように、想定されるなかで一番重度な状態だったため、全摘となった。輸血はせずに終わったことに少し安堵した
一通りの説明を受けた後、手術時間について3~7時間の手術時間と聞いていたが、それよりも2時間程長かったので何か予想外のことをしたのか質問すると、3~7時間とは、【先生が処置する手術の時間】であり、麻酔やその他の時間は含まれておらず、実際の手術時間は7時間半と実際30分長かったが、想定の範囲内で順調に進んだので何も問題ないとの回答だった
もの凄く不安になったし家族も不安にさせてしまったので、次このような機会があれば手術時間ではなく、【手術が終わり部屋に帰って来れる時間】を合わせて確認するようにしよう
とりあえず無事手術が終わったこと、本当に良かった
結果、10時間病院で待機したのだが、予想以上に精神的にも疲れ果て、(みそ汁ぶっかけ事件もあったからかなw)なんだか、ぽやっとしながら家路に着いた